美肌を目指すために栄養学を学び始めました!
学んだことを残しておくため『サクゆる栄養学』と題して、記事を更新していこうと思います!
第1回目は『ビタミンC』です。
美肌のために欠かせないビタミンCですが、日焼けが怖くて朝を避けていませんか?
何故”朝は日焼けをするからビタミンCを避ける”と言われるようになったか。
それは、主に柑橘系に含まれている『ソラレン』という高毒性物質が原因です。
しかしそのソラレンも、日常の食生活では日焼けが増す程の量は含まれていないことがわかりました!
今回はビタミンCの効果やソラレンについてご紹介します!
ビタミンCって凄いんです。

ビタミンCってお肌に良いのはわかるけど、どうしてなんだろう?
ビタミンCは『アスコルビン酸』とも呼ばれており、大きく分けて4つの働きがあります。
- メラニン色素の生成を抑制する
- コラーゲンの合成に関わっている
- 強い抗酸化作用を持っている
- 鉄の吸収を助ける
日焼けは皮膚に含まれているアミノ酸の一種、『チロシン』が酸化し、メラニン色素に変わることで起こります。
ビタミンCの抗酸化作用がメラニン色素の生成を抑制する働きがあるため、日焼け防止に。
またたんぱく質の一種である『コラーゲン』を合成するためにはビタミンCが必須です。
不足すると血管や筋肉、皮膚、骨などさまざまな箇所に影響するので、不足しないように気を付けたいですね!
ビタミンCには鉄の吸収しやすい形に変えてくれる働きがあるため、一緒に摂取することで吸収率がアップ。
ビタミンCは排出されやすいので、一度に大量摂取するよりも朝と夜に分けた方が効果的です。
心配されている『ソラレン』って?

ビタミンC=柑橘系ってイメージが強いですよね。
ソラレンは主に柑橘系に含まれており、紫外線の吸収を高めることでシミになったり色素沈着の原因になります。
この働きがあると”光毒性物質”といい、朝の摂取は注意が必要だと言われるようになりました。
ビタミンCを取るために柑橘系を食べる。
— かものはし@にこにこブロガー (@kamocafeblog) June 10, 2021
でもビタミンCはシミになるから夜に。
そう思ってました🤦
柑橘系に含まれる『ソラレン』に光毒性があって、ビタミンCは悪くない
ビタミンC悪者にしてたなぁ😥
他にはじゃがいも、ブロッコリー、きゅうりも含まれているよ😌
朝のサラダには要注意ですな!
注意しなきゃと思ったのでソラレンについて知りたくなり、調べていくと…
この情報はウソだったということが明らかに。
もっと深堀りしないとダメでした。。反省。。
駒沢女子大学の西山一朗教授の調査結果が記載されているこちらのページが全てなのですが、様々なページで挙げられている食べ物”ほとんどが、日焼けの増す可能性がある程のソラレンは含まれていない”んですって。
ビックリですよね…
しかもツイートしたじゃがいも、きゅうり、ブロッコリーにはソラレンが含まれているという根拠資料が存在しないとのこと。
これは本当に驚きました…。
ただ気を付けたいことが1点。
グレープフルーツやパセリは、普通の人でも頑張れば食べられる量ですので、少しだけ気をつけた方がいいでしょう。
とのことですが、パセリは263~877g、グレープフルーツは457gがボーダーライン。
パスタとかに使う瓶のパセリで3gなので、パセリは気にしなくて良いかなと。
朝にグレープフルーツを1玉半食べろと言われたら食べられそうな気がするので、こちらは少しだけ気を付けましょうw
ビタミンCを多く含む食べ物

野菜や果物、いも類に多く含まれているビタミンC。
その中でも特に多い食品をまとめました。
食品名 | 100g当たりの含有量 |
赤ピーマン | 170 |
芽キャベツ | 160 |
菜の花 | 130 |
ブロッコリー、パセリ | 120 |
食品名 | 100g当たりの含有量 |
キウイフルーツ | 69 |
いちご | 62 |
レモン | 50 |
みかん | 35 |
赤ピーマンや芽キャベツ、菜の花って食べる機会があまりないので(わたしだけ?)、取り入れやすいのはやはりブロッコリーですかね!
積極的に摂取したいと思います!
まとめ:ビタミンCは朝と夜に摂取して美肌を目指そう!
ビタミンCは美肌のため積極的に摂取したいですよね。
光毒性物質である『ソラレン』を含む食品もありますが、殆どの食品は日焼けの増す可能性が低いです。
ビタミンCは赤ピーマンや芽キャベツが豊富に含まれていますが、サラダはもちろんハンバーグに添えたり出来るブロッコリーが取り入れやすいですね!
積極的に摂取して、美肌を目指しましょう♪